Cadillac
ハンバーガーで大好評中の(笑)グッゲンハイム・マフィア。
「PUMPKIN SALLY OPEN HOUSE」にて、売り切れで食べれなかった皆様、ゴメンナサイ。
っで、そのグッゲンハイム・マフィアの店内にある、「Cadillac」について書いてみようと思います。
グッゲンハイム・マフィアの看板的存在として店内に飾られている車、
1959年式ピンクのキャディラック・コンバーティブル
全長、約5715mm
排気量、390キュービックインチ(6400cc)
最大出力、325馬力
生産台数、11130台(シリーズ62のコンバーティブル)
ぶっちゃけますと・・・・・・・大きく分けてグレードが2つある1959年式のコンバーティブルで、
下のグレードの値段が安かった方が店内にあるキャディラックです。
ちなみに、上のグレードはBiarriz(ビアリッツ) コンバーティブルで、Eldorado(エルドラド)というグレードのみに設定されていたようです。
生産台数は、1320台とメチャメチャ少ないです。
デザイン総指揮をしたのは、GM社デザイナーのハリー・アール。
1959年式のデザインの車と考えると、ハリー・アールの後継者ビル・ミッチェルも重要なので付け加えておきましょう。
彼がこの時代(1950年代)の車のデザインの流行を作っていたといっても
過言じゃないと思います。羽の生えたデザインや、馬鹿デカさ、きらびやかな装飾類。
そういったすべてが、彼の仕業だったりするのです。
飾られているキャディのダッシュボードに、ハリー・アールの本も飾ってあるので
ご来店の際、興味のある方は、スタッフに一声かけて、一度読んでみて下さい。
ちなみに全て英語ですが・・・(笑)
そう、「ピンクのキャディラックのコンバーティブル」というと、日本では
ロックンロール!フィフティーズ!アメリカン!エルビスプレスリー!
と、連想・想像されがちですが、グッゲンハイム・マフィアでは、そこではなく、
その時代を作ったデザイナーに敬意を込めて、時代の象徴として飾っています。
ちょっと詳しい方に、デザインしたのは戦闘機(ロッキード社P38)と同じデザイナーなんでしょ?
と言われる事がありますが、それは1948年式のキャディラックの事で、1959年式ではありませんし、デザイナーも別人で、GM社のフランクリン・Q・ハーシェーというデザイナーが、P38からインスピレーションを受けたと言われているだけです。
まぁ、あの派手なテールフィンのデザインは1948年式のキャディラックから始まったのは事実ですが。
よくある質問で、
「この車、いくらするんですか?」
と聞かれることがあります、今、日本である程度、まともに走れるのを買えば500〜600万くらいだと思います。
ただ、店内にあるキャディラックは22年間グッゲンハイム・マフィアに在ったという
付加価値がプラスされますので、2000万くらいでどうでしょう?(笑)
あともう一つ、
「動くんですか?」
という質問もありますが、私は、いつもこう答えます。
「頑張れば、動きます!!」
と。
以上、グッゲンハイム・マフィア スタッフBlog、オーナーの書き込みより抜粋(笑)