N-1

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December 25, 2007

N-1

N-1については、Wikipediaで・・・

と書きましたが、検索してみたら「N-1」について書かれていなかったので、
軽く説明したいと思います。

N-1とは・・・・・
第二次大戦末期から朝鮮戦争期にアメリカ海軍の艦上防寒着として使われてた服。
甲板(デッキ)で着ていたから、デッキジャケットといわれています。
ちなみに、N-1以外でもデッキジャケットと呼ばれるモノもあります。
表生地はOD(オリーブドラブ)の厚手のコットングログランと呼ばれる生地で、
裏地はアルパカ(ラクダ科の動物)の毛を織ったインナーが付いております。
一般的に、N-1は、初期型・後期型があり、初期型はアルパカ100%で、
後期型はアルパカ・ウールの混紡です。
初期型の初期の頃には、紺色(ネイビー)の表生地のモノも存在します。
このアルパカがクセモノで、今までたくさんの本物のN-1を見てきましたが、
この毛がハゲハゲで、中々程度の良い状態のモノがないのが現状で・・・
特に襟、首周りは酷いですね。
袖の内側の袖口際までアルパカが使われているのが初期型で、リブまでのが後期型。
左胸にはUSNのステンシルがあり、初期型は『U.S.N.』
後期型は『USN.』とステンシルされているようです。
フロントは尿素ボタン6個とブラス・ジッパーの2重構造で防寒性抜群です。
ジッパーは、TALON(タロン)のベル型が使われているモノをたくさん見ますが、
CONMER(コンマー)が使われているのもあります。
とにかく、重いってのも本物のN-1の特長だったりもします。

書き出せばキリがありませんので、このくらいにしておきましょう。

で、何故、N-1か?

HOT ROD創世記、大戦後のドライレイク・ソルトレイクの写真をみると、
N-1を着ている人が多いんですね〜
ちょっとでも、当時のCAR GUY達の気持ちを知る為に着たい!って事で
程度のイイのを探していた訳です。ハイ。
当時の写真には、軍服(笑)を着ている輩が多く、
M-41、M-43、B-15などなど・・
ん〜ん・・時代ってやつですね〜
M-41、M-43は納得するモノを手に入れ、着ているのですが、
N-1は納得するものが中々なく、やっと手に入れることが出来ました。
良かった、良かった。

って、感じで今日は、クリスマス。

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KUWA

日本のKUSTOM KULTURE界創世記から、業界を支える影の立役者。
BEAT UP Co.,ltd. 代表





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